エクアドル・マシュピ農園便りー仕事を通じて、自分に自信を取り戻すナルシーさん

エクアドルからワダアヤです。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

エクアドルの森林農法で育てられたインタグのコーヒーやマシュピのチョコレートの背景やストーリーを時々ご紹介していますが、このコロナ禍で、バスの運行がストップしている場所が多く、コーヒーやカカオを育てているところに行くことができないでいます。


自分がいかないでも何か書けることはないかしらと思っていたところ、マシュピチョコレート工房で働くスタッフ、ナルシサ・パストラーナさんの紹介がインスタグラムでされたので翻訳しました。1枚のチョコレートバーが、作り手の顔が見えることで、みなさんにとって身近になればうれしいです。


ワダアヤ


このスイートな顔立ちの女性は、地元コミュニティから働きにきているナルシーさん。27歳。マシュピ・チョコレート工房を立ち上げたアグスティーナとアレホ(下写真)と、この数年一緒にチョコレート作りに取り込んできた大切な仲間です。


アグスティーナたちのように、ここで働き始めるまでは、まったくの未経験者。冗談で、ジャンクなチョコレートの方が甘くて好きと言っていましたが、今では、カカオ70%のダークチョコレートが大好きな彼女。


この話を聞いている今、彼女がやっているのは、テンパリング(調温)。温かいチョコレートを均質に、滑らかにするために長い時間練る作業のことで、正確さと丁寧さが求められる作業です。

テンパリングが終わったら、大きい型に入れ、マシュピクラフト工房のチョコレートバーや各種製品に加工していきます。ナルシーは、仕事に集中しながらも、どんなふうに始めたか、話してくれました。


最初は家事の合間に簡単な仕事をするだけでしたが、今では、責任のある仕事を任されています。情熱を持って働くことで、自分に自信が持てるようになったと話すナルシーさん。この地域は、古くから男尊女卑の風習が強く残っていて、女性の雇用機会がとても少ないのです。


ナルシーはこれから様々なプロジェクトに関わろうと張り切っています。

カカオが多様性豊かな森の中で育ち、収穫され、私たちが口にするチョコレートに加工されるまでには、たくさんのプロセスと手間暇がかかるわけですが、これからは、板チョコレートを口にほおばるとき、ナルシーのマインドフルなテンパリング作業が思い浮かべることができそうで、楽しみです。


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