辻信一2023年5月14日さようなら、プラチャー、ありがとう 2014年9月、タイ、バンコクの郊外にあるウォンサニット・アシュラム。ぼくとゼミ生たちは、世界的に知られる瞑想の先生であるプラチャーから、二日間の瞑想セミナーを受けた。さまざまな種類の、時にはまるで楽しいゲームのような瞑想のプラクティスの合間に、プラチャーは若者たちに、にや...
辻信一2023年5月5日森の木々はどうやって話すのか(後)スザンヌ・シマードでは科学についてお話ししたいと思います。アメリカシラカバとダグラスモミはどう交流していたのでしょう?彼らは炭素という言葉で会話していただけでなく、窒素やリンや水、情報としての防御信号、アレル物質、ホルモンなどの言葉で会話をしていました。実は...
辻信一2023年5月4日森の木々はどうやって話すのか(前) スザンヌ・シマードスザンヌ・シマード著『マザーツリー 森に隠された「知性」をめぐる冒険』は、魅力に溢れる本だ。それは今、あちこちで、そしてさまざまな分野で、同時多発的に起こりつつある世界観の大転換の一角を示す重要な書だ。この本については、ぼくもこれからいろいろな機会に触れることになるだろう。...
辻信一2023年5月1日ローカルが世界を変える日 プラネット・ローカル・サミットに集まろう! by ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ (リサージェンス&エコロジスト誌 2023年5・6月号より。訳:辻信一) 過去50年にわたり、経済の根本的な変化を求める運動に携わってきた私ですが、今でもこう信じています。人類はハイテク消費文化から自然へとUターンし、強力な地域経済を基盤と...