辻信一2020年12月7日「無名なものの詩と革命」 菊谷倫彦の言葉10月11日に永眠された菊谷倫彦さんの『無名なものの詩(うた)と革命』(菊谷文庫、2015)を読み直し、多くを学び直させていただいている。吉本隆明の著作を丹念に、そして敬愛の念をこめて丁寧に読み解き、さらに、孫の世代の読者としてそこから先への展望を開いていく、これは菊谷さん...
辻信一2020年12月5日「ベンチに寝転がって本を読もう」 菊谷倫彦さんのことこの時期によく来る「喪中につき・・・」のハガキ。数日前に聞き覚えのない差出人からの一通が届いた。もしや、と思ったら、やはりそうだった。亡くなったのは菊谷倫彦さんだった。二ヶ月前、まだ42歳という若さだったという。彼と会ったのは7、8年前だったと思う。その出会いについてぼくが...
辻信一2020年12月2日「健康ってなんだっけ!?」ホームワーク (その3)三砂ちづるさんとの対談はいつもそうだが、10月29日のはオンラインでも楽しく、また刺激的だった。おかげで「健康ってなんだっけ?!」という問いは、ぼくの中で発酵が進みそうだ。三砂さんとの次の対話も視野に入れながら、ホームワークをもう少し続けてみよう。...
辻信一2020年11月12日“しあわせの経済” フォーラムから、一年 (その3)小林武史:さっきヘレナさんも言ってたことだけど、やり方というか、ルールのようなものを踏まえて、知恵と謙虚さをもってやっていくことさえできれば、人間がやれるいいことってたくさんあるんだと思うんですよ。 一方、東京のような大都市のことを思うと、こんなに人が集まってんのに、ビジョ...