辻信一2023年12月9日真珠湾、中国、沖縄、ウクライナ、パレスチナ昨日は日本が真珠湾攻撃によって米英との戦争に突入してから82年目、そしてジョン・レノンが殺されてから43年目の日。 朝日新聞の天声人語は開戦の日の思い出を語った作家、吉村昭の言葉があった。 1941年12月8日、中学2年生だった作家の吉村昭は学校に行く途中、軍艦マーチの猛々...
辻信一2023年11月14日土の劣化が戦争を招く毎日、パレスチナのアグロエコロジスト、サアドのことを想っている。彼は、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区に住み、オーガニック農業を営む傍ら、教育者としてパレスチナ内外でアグロエコロジーを教え、広めている。彼の夢は、砂漠化したかつての「肥沃な三日月地帯」が、森と緑の沃野として再...
辻信一2023年11月13日協同組合の大きな可能性 フィンランドからの報告数日前、アメリカの友人のメルマガの中に、面白い記事がいくつかあったが、その中でも特にこれはぜひ多くの人に読んでほしいと思った記事を、自動翻訳ソフトにかけてみたら、なかなかよさそうなので、ほとんど直さずに転載させていただく。友人とは、「しあわせの経済」フォーラムで日本にも来て...
辻信一2023年11月9日奇跡を信じよう海外への、そして国内への、長い旅から戻った。 ウクライナの戦争のせいで、ロシア上空を避けて北極へと迂回するために、ロンドンまでは以前より四時間余計にかかった。そのことへの不平を胸に、次から次へと映画を見ていく多くの人々の中の、ぼくも一人だった。出発前にすでにウクライナの戦況...